らぶパチ|らぶパチ連続小説|チェルシー(リーガ・エスパニョーラ)

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第11話 リーガ・エスパニョーラ

 イベントでは予定通り勝つことが出来た。
そして約束通りに高架下の飲み屋へと繰り出した。
お互いに意識しているのか、この前の件には打ってる最中からその話題に触れることはなかった。
席に着き、店長おすすめの『いも焼酎』を頼んで飲み始めると、一気に具合が悪くなった。
病人だった事を思い出して、ピーちゃんに再度伝えるけれど2杯目にして既にピーちゃんはトランス状態。
いかんせん酒に弱い。
そしてお約束通りに始まる過去の男の話。けれど突然…
「そーいやさぁ〜、アンタあの女好きだべ?な?ほほほっ」
酔ってるくせに、思い切りの良さだけはバルセロナ時代のロナウドを彷彿させる。
そんなんじゃないと、何故かなだめるようにピーちゃんに伝えた。
「あーしもさぁ、女だから分かんのよ。でもヤメた方がいーよー」
どうしてそんな事を言うのかは分らなかったけれど、話は続いた。
「あーの女、あーしの彼氏と打ってんだもん、マジでキレそーになったっつーの!」
ピーちゃんに彼氏がいたことを知った。
さらに、いも焼酎が並々と入ったグラスを流し込みながら続けた。
「しかも出てるし!つかアレぜってぇーなんかやってるって。じゃなきゃ毎日あんな出るワケねーべよ!あの男もなんであーしが来てる店に、他の女連れてくるんだっつーの!」
『はい、はい』と話を聞くだけの時間が過ぎていった。

あの彼女と彼氏は一体どんな心境なんだろうか。そしてピーちゃんもまた…。
いつになくテンション高目のドリブルは続き、結局ピーちゃんを見送って家に帰れたのは8時だった。
片付けられない部屋で、ゆっくりと目を閉じた。

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