らぶパチ|らぶパチ連続小説|チェルシー(それ、俺のチャリっすよね?)

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第15話 それ、俺のチャリっすよね?

 ピーちゃんに、ポップさんとおばちゃんの話しを聞いてもらおうと「海」の島へ向かった。
そしておばちゃんが居ない事を確認して横に座って、彼女から聞いた話しをした。
「そんなの嘘に決まってんじゃん」
話しを半分した所で一括された。
「あの馬鹿女が何企んでんのか知らないけど、おばちゃんは金借りてまで打つような人じゃないから。だってだって、あたし昔「彼氏に金借りてきました」って軽く言ったら、すんごい顔で怒られたし」
金を借りて打ってるかどうかは分からないけど、とにかくそんな事はしない人なんだと分かった。
「て言うかさ、そんなのおばちゃんに聞けば?なんであたしに聞くの?ねぇ!?今日ね、もう魚群4回来てんだよ?1回も当んないんだから!もぉ!」
そうか、聞くタイミングが悪かったか。
ごめんねと言って、おばちゃんを探そうとしたけれど…聞けるわけねーだろ!と思いパチスロを打つ事にした。

終日、もやもやした気持ちでパチスロを打った割には、そこそこの収支を稼ぐことが出来た。
気を良くしてチャリ置き場に向かったけれど、チャリはポップさんが…。
またトボトボしながら歩いて帰ろうとすると、ポップさんが俺のチャリに乗って帰ろうとしてるのが見えた。
悩んだ結果、追いかけることにした。
「ポップさーん!」
少しだけ大きな声で呼びかけると、俺の方へと方向転換して向かってきた。
そしてそのままブレーキをかけず無表情で、俺に突っ込んで来た。
何度もそれを繰り返し、ようやくポップさんを止めることに成功した。
「にゃんだよぉ〜☆」
「その…チャリ俺のっすよね?」
「えー?そーなんだー。キミのだったの?俺はてっきり俺のかと思ってたよぉ。うっへへっへ☆」
妙な空気の中で、必至に説得をすると分かってくれたのかチャリを降りて、返してくれた。
「タバコある?これやるから、タバコちょーだい☆」
端玉で取ったと思われる飴をくれた。
代わりに丸ごとマルボロを取られた。
機嫌が良さそうだったので、ついでにおばちゃんの件を聞いてみることにした。

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