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到着してから15分が経過して現れたのはキャップ君とプニの2人だった。
「ちょっとさ、話しあんだけど」
男前過ぎるピーちゃんの態度に少しだけ引いたけど、俺以外の3人は平然としていた。
「ぁあ?なんだよ」
キャップ君もひるむことなくピーちゃんに顔を近づけて答えた。
「アンタらさ、このホールから出てけよ!」
「んでだよ!意味分かんねーし。て言うかお前とは別れたんだから関係ねーだろ。引きずってんじゃねーぞ、バカ女」
今にも飛びかかりそうになる雰囲気だった。
「お兄ちゃん達さ〜、あんまり俺をナメちゃ〜イカンでしょ〜。ナメられるのは好きだけど、うっへっへへへ☆」
「うるせぇ。お前なんなんだよ。て言うか意味分かんねー」
「だからアンタらが出てけって言ってんのよ!」
「お前ら何?俺らがここで喰ってんのひがんでるワケ?台が取れなくて、ひがんでるワケ?だから出てけって?お前らが出てけばいいだろ、バカじゃねー。て言うかさ、俺らが見つけた城だし、お前ら出てけ。チョロチョロされるとウゼぇんだわ」
ピーちゃんがバッグから取り出したのは貯金通帳だった。
それをキャップ君とプニに開きながら叫んだ。
「アンタらに負けたらこれやるから、あーしらが勝ったら出てけ!そして2度とこのホールに近づくな!」
「1…10…百…千………うわ、300じゃん」
貯金通帳を見て少しだけ大人しくなった相手方。
「なにこれ、くれんの?お前らに勝ったらガチでくれるん?んでお前らこのホールから出てくんだな?」
「アンタらが出てくんだからやらねーけど!」
キャップ君は少しだけ落ち着いた表情でタバコを取り出して考えだした。
「どーすんのよ!?やるの?やんないの!?はっきりしなよ!どうせ、アンタ昔かっら臆病だからやんないんでしょ!?」
ピーちゃんはキャップ君を煽るように畳み掛けた。
「ぴーぴーうるせぇなぁ。て言うか勝負ってなんだよ」
「アンタらとパチンコ対決するのよ」
おばちゃんが口を開いた。続け続けとセンプロさんも
「僕には勝てないと思うよ」
俺とプニだけが黙って見守っていた。
「超くだらねぇ。俺らとバッティングすんのが嫌なら引っ越せよ。マジでうぜぇ」
「い〜じゃね〜かよ〜。こ〜んなくだらねぇことはよぉ、一生に1度だってね〜ぞ、兄ちゃ〜ん☆」
ポップさんを睨み返しながらキャップ君は答えた。
「やっぱ、お前ら全員ムカつくな」
ドラマだったら俺たちの後ろには今炎がメラメラと上がってるハズだ。