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第36話 お呼出しを申し上げます

 5度目のメール受信。
アイムジャグラーを回す皆は、『新常連組』を含めてぼちぼち箱を使い始めていた。
「やったぁ!直江キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!」
花の慶次組はようやく当りを引けたようだ。
文章は続いていた。
「おばちゃん松風キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!……落ちたぁ〜(((( ;°Д°))))」
パチンコ組のテンションは高い。
ただ、投資もそれなりに嵩んでいるだろうから初めてメールを返信してみた。
「お疲れ様。幾ら使ったの?」
業務メール丸出しだったけど、緊張して何を書いていいのか分からなかった。

「爆発の予感っス!投資?関係な〜い!爆発だっちゃヘ(゚∀゚*)ノ」
だ…だっちゃて…。
ノリノリなのは分かるけど、本当にこんなんで勝てるんだろうか。
「おばちゃんは?」とメールを返信。
するとしばらく時間が空き、返ってきた返答は「∑(゚Д゚)」の顔文字だけだった…。
意味はよく分からないけれど、恐らく出ていないんだろうな。
その旨を2人にも伝えると、それどころじゃない様子で、あれだけハイだったポップさんもセンプロさんも、聞く耳を持たなくなるほど真剣…いや、夢中になっていた。
最高設定かどうかは分からないけれど、その挙動は限りなくそれに近い。
そりゃ楽しいハズだ。
またメール。
「今、今朝話した駐輪場にいます。少しだけ時間を下さい。皆には黙って来て下さい、お願いします」
一瞬誰か分からなかったけれど、『新常連組』の方を確認するとプニの姿がない。
まさか…とは思うけど…。
どうして俺のメールアドレスが分かったんだろう。
そう思いながらも席を立ち、ピーちゃんやおばちゃんに見えないように反対側の自動ドアから外へ出た。

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